こんな時は早めに受診を!ウサギの気になる症状

こんにちは。

クウ動物病院の獣医師です。

 

ウサギは来院する動物の中でも最も多い動物です。

今回はこれまで診療した中でも多く見られた病気とその症状などを簡単に説明します。

 

1.不正咬合(ふせいこうごう)

不正咬合とは、歯の噛み合わせが正常ではない状態を差します。

ウサギの歯は一生伸び続けますが、

食べ物を咀嚼することにより、歯を摩耗させていつも同じくらいの長さを保っています。

ですので、牧草をあまり食べなかったり、ケージを咬みすぎたりすると、

歯が伸びすぎたり、かみ合わせが悪くなります。

<不正咬合の症状>

歯が伸びすぎると口内を傷つけるため、

痛くてごはんを食べることが出来なくなります。

・元気で食べ物に興味はありそうなのに食べない

・柔らかいものを好んで食べる

・口をモゴモゴさせている

・ヨダレが多い

上記のような症状が見られると不正咬合が疑われます。

 

 

2.胃腸うっ滞(いちょう うったい)

俗に毛球症と言われていますが、毛球だけでなく、環境変化などのストレスや低繊維の食餌など様々な事が原因で消化管の動きが止まってしまう病気です。

<胃腸うっ滞の症状>

・突然元気食欲がなくなり、ケージの隅で身体を丸めてうずくまる。

・身体が冷たい(耳を触ると分かりやすいです)

・便や尿が少ない~全く出ない

・歯ぎしり

このような症状が出ます。

治療が遅れると命に関わることもありますので、早期にご来院下さい。

 

3.血尿

ウサギは正常でも赤い色素尿をすることがありますが、

頻尿や排尿困難を伴う場合は

・膀胱炎

・尿路結石

による血尿の可能性があります。

メスで尿に血が混じる場合は子宮疾患の可能性があります。

ウサギは頻繁に発情を繰り返す動物なので

犬猫よりも子宮ガンの発生率が高く、若くても子宮内膜炎で多量出血を起こすこともあります。

緊急手術が必要になることが多い病気です。

 

ウサギは普段からケージのなかでじっとしていることも多いので、よく様子を観察してあげることが大切です。

 

クウ動物病院 獣医師

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