ネコの飼い方
病気の予防について
予防接種とは?
伝染病予防の為、病原体あるいは病原体の一部を注射して免疫力をつける事です。100%病気を予防するわけではなく、免疫力が得られていたとしても大量の病体にさらされたり、栄養状態が悪かったり、他の病気で免疫力が低下していれば発症してしまう事もあります。この場合でも、接種していないよりは症状は軽く死亡率も低いです。(猫の特異体質などにより免疫力が得られない場合もあります)
予防できる病気は?
感染してしまうと命に関わる恐ろしい病気です。定期的なワクチン接種で、感染症を未然に防ぎましょう。
<ワクチン接種で予防できる病気>
3種ワクチン
{猫カリシウイルス感染症・猫ウイルス性鼻気管炎・猫汎白血球減少症}
5種ワクチン
{3種+クラミジア感染症・猫白血病ウイルス感染症}
<接種時期>
子猫では1回目は生後2〜3ヶ月、2回目は約1ヶ月後に接種する2回のプログラムが一般的です。それ以後、毎年1回の追加接種が必要です。
<副作用・アレルギー反応について>
副作用(発熱・食欲不振・元気がない・痛がる)の出る確率は大変低いのですが、接種するワクチンは蛋白質である為アレルギー体質の動物では特に2回目の接種以降にアレルギー反応(痒み・発熱・じんましん・唇やまぶたなどの顔の腫れなど)が起こる事があります。まれにアナフィラキシーショック(痙攣・血圧低下・呼吸困難など)といってショック症状を起こし命に関わることもあるので接種後はよく注意して観察してあげて下さい。また1000〜10000頭に1頭の割合で注射部位に線維肉腫が発生すると報告されています。
避妊・去勢はした方がいい?

手術する事で多くの病気も予防でき、発情のストレスも無くなります。よく迷ったまま手術の時期が遅れてしまい、年をとり他の病気になっていると薦められないこともあります。出来れば初回発情前に手術を行うと女の子は乳腺腫瘍の発症を高い確率で予防する事できます。また尿マーキング(スプレー)の原因が異性へのアピールであれば手術する事はとても有効です。特に手術していない男の子のスプレーは1番臭いがきついので大変です。発情により異常な声で鳴いたりスキを見て外に出てしまいケンカや、望まない妊娠、感染症「ワクチンでは予防できない猫免疫不全ウイルス感染症(猫エイズ)・猫伝染性腹膜炎」にかかったり、交通事故に遭う、迷子になるなど危険もいっぱいです。手術後はストレスも無くなり食欲も増し太りやすくなってしまう為、自宅に帰ったら即食事管理に気をつけましょう。太るとなかなか痩せにくいだけでは無くさまざまな病気を引き起こす可能性も高くなります。

食事管理とは?
猫も病気や成長にあわせてフードを換えていきます。いつまでも同じフードや栄養管理のされていない物ばかり食べているとさまざまな病気の原因になりますし、猫が食べてはいけない物もあります。
子猫には?
消化管が発達段階にあり消費も激しい為消化吸収の良いフードを選択しましょう。
成猫・・・必須アミノ酸を十分に含むタンパク質(猫科の動物はタウリンを作れない為必須アミノ酸に含まれる)炭水化物・脂肪(動物は不飽和脂肪酸を合成出来ないため食事で取り入れる特に重要なものを必須脂肪酸という)ビタミン・ミネラルがバランス良いフードを選択しましょう。
避妊・去勢していない猫もですが、している猫は特にホルモンバランスの変化で食欲が増し肥満・尿石・尿路疾患のリスクが高くなる為きちんとしたフードを選択しましょう。太ってから体重を減らすのはとても大変です!
高齢猫・・・歳をとってくると猫は腎不全になるリスクが高くなり、だんだん運動量も食事量も減ってきたりします。リンの制限もきちんとされ、加齢による体力・免疫力低下を防げるフード、また何か体に疾患が無いか定期的に検査しながらフードを選択しましょう。
<猫が食べてはいけない物>
タマネギ・ネギ・チョコレート
イカ・カニ・エビ・タコ・アワビ(貝類・甲殻類)
青身の魚
魚や鳥の骨
観葉植物には中毒を起こす物が多いので口にしないよう要注意!!
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BY JUNKO・M |
