専門知識をもつスペシャリストと共に。

近年では動物医療が発展すると同時に、医療のニーズに応えるために専門化が進んでいます。このため、人間の医療と同じように、専門分野に特化した研究を行う獣医師がいます。当院ではそのような非常に卓越した知識を持つ獣医師(以下、スペシャリストと呼びます)と協力して動物医療を行うことで様々な病気の治療に取り組んでいます。状況によってはスペシャリストを当院に招いて専門診療や二次診療施設への紹介を行わせて頂いております。

当院で取り組んでいる専門医療
・スペシャリストによる診察及び診療指導
・スペシャリストと共に行う症例検討会
・二次診療病院への紹介
 ・スペシャリストによる院内セミナー(スタッフ教育) 等

 


スペシャリストによる皮膚科診療

皮膚科のスペシャリストによる診療は2023年3月を持ちまして終了いたしました。当院獣医師による皮膚疾患の診療は引き続き行なっておりますので、お悩みの方はお気軽にご相談ください。

 当院では皮膚科のスペシャリストによる専門診療を行っています。月に一度スペシャリストによる診療を行うと共に、当院スタッフと連携して治療に当たっています。
 難治性の皮膚疾患はもとより、皮膚にトラブルや悩みがある動物の相談に対応出来るようにしています。お悩みの飼い主さんは当院スタッフにお問い合わせ下さい。


スペシャリストによる手術麻酔・鎮痛

当院では麻酔科のスペシャリストとともに、手術麻酔および鎮痛に対する積極的な取り組みを行っています。

手術に際して麻酔は絶対に必要なものではありますが、手術の危険性に大きくかかわる要素の一つです。患者さんの状態によっては麻酔から覚めないなどのケースもあり、獣医師としてはリスクが大きく、手術の技術と同様に重視するべきものだと考えています。

そのため、当院では麻酔のリスクや身体への負担軽減を目指して、継続的にスペシャリストによるスタッフへの教育・指導を行い、また、非常に難しい手術や状態の悪い患者さんにおいては協力して共に手術を行っています。

また、手術前後やその他の疾患に発生してしまう痛みを鎮痛剤などによってコントロールすることで、手術に関するあらゆる負担を減らすことを目標としています。

~麻酔科顧問獣医師のご紹介~

長濱 正太郎
獣医師、小動物麻酔鎮痛サポート代表(VAS)

■ 所属学会
獣医麻酔外科学会 麻酔・疼痛管理専門部会委員
日本麻酔科学会 正会員
川崎市獣医師会 団体正会員
JAHA 学術会員
日本獣医学会 正会員
■ 略歴
2002年3月:日本大学 生物資源科学部 獣医学科 卒業
2006年3月:東京大学 大学院農学生命科学研究科 獣医学専攻博士課程 修了
2006年4月~2012年5月:東京大学 附属動物医療センター(教務補佐員および特任助教)
2012年6月~2013年8月:日本動物高度医療センター 麻酔科(常勤)
2013年9月~現在:VAS 代表、日本動物高度医療センター 麻酔科(非常勤)