クウ動物病院は、大阪市鶴見区にある内視鏡外科とエキゾチックアニマルの医療を得意とする動物病院です。

腹腔鏡下卵巣子宮摘出術

傷の小さな不妊手術

腹腔鏡下卵巣子宮摘出術について

腹腔鏡下卵巣子宮摘出術とは?

 腹腔鏡下卵巣子宮摘出術とは内視鏡の一つである腹腔鏡を用いて行う卵巣子宮摘出術のことです。卵巣子宮摘出術とは避妊(不妊)を目的に行う避妊手術の一つであり、メスの動物に対して行われる手術です。卵巣と子宮を同時に摘出することによって子供を作ることを出来なくしてしまいます。避妊手術には卵巣摘出術といって卵巣のみを摘出する術式もあります。どちらを選択するかについて、獣医学的に有効性の違いはありません。手術を行う動物の種類や年齢などによって適応が異なります。
 避妊手術にはいくつかのメリットとデメリットがあります。それぞれの内容については以下でご紹介しますが、現在の日本におけるペットとしての動物飼育では避妊をするメリットが大きくなりつつあるのも事実ではあります。いざ、避妊手術が必要になった場合に少しでも動物の負担を小さくするために、内視鏡(腹腔鏡)を用いる事で傷が小さくすることができ、いくつかの負担の軽減が見込まれます。当院では動物の負担を小さくするこの手術に力を入れています。

メリット
① 傷が小さい 痛みが少ないために回復が早く、早期に普段の生活に戻ることができます。
② 手術中に卵巣を無理に引っ張らないため、痛みが少ない。 痛みが少ないために、回復が早い。
③ 手術部位からの止血確認がしっかり行える。 カメラを使うことで鮮明に手術部位の止血を観察することができます。
④ お腹を切らなければ出来なかった検査などを同時に行うことが出来る。 小さな傷で同時に、他の臓器の検査(生検)等を行うことが可能です。
デメリット
① 技術やトレーニングが必要となります。 当院では常に技術の向上や安全性の確保に努力をしております。

手術後の傷

 基本的にはお腹に3箇所の傷口が残ります。一つの大きさは約3-8mmぐらいが一般的ですが、患者さんの大きさや術式によって変化はします。

※ 左の図は実際に当院で手術を受けたフレンチブルドッグさんです。

よくある患者さんからの質問です。

Q:入院は必要ですか?
ほとんどの場合は日帰りで手術を行っています。(ただし、全身状態が不安定な場合は入院になることがあります)
Q:病院に行ったらその日に手術してもらえますか?
術前に血液検査など、麻酔をかけても大丈夫かの判断のために術前検査を行っています。必ず事前にご来院をお願い致します。その上で予定日を決定(予約)させて頂きます。
Q: 退院後は消毒や包帯の交換が必要ですか?
基本的には消毒や包帯の交換などは必要ありません。
Q: 傷口は大きいですか?
通常は3-8mmぐらいです。
Q: 抜糸は必要ですか?
3糸(3箇所)縫合します。抜糸は1週間後にお願いしています。

Q&Aの最終更新日 : 2016-02-15

ご不安な点など、ご質問がありましたら診察時にご質問ください。